かわいい言い方
悩みの9割が人間関係と言われ
喜びの9割も人間関係と言われています。
と考えると、コミュニケーションをうまくとることが
いい人間関係を築き、人生を豊かにして
「楽しい」と感じられるのだと思います。
コミュニケーションをうまくとるためにコツとして
「かわいい言い方」が挙げられます。
ほぼ同じ内容を発言していても
「かわいい言い方」1つで
相手への伝わり方が大きく変わり
「かわいい部下や後輩」となり
いい人間関係が築けます。
今回は、「かわいい言い方」を8つご紹介します。
明日から使えるので、ぜひ使ってみてください!
今回は、【普通】と【かわいい】に分けて例文を記していきます。
1.予定や約束を交わすとき
【普通】
「お誘いいただき、ありがとうございます。当日はよろしくお願いします。」
【かわいい】
「〇〇さんに誘っていただいて嬉しいです!当日が楽しみです!ありがとうございます!もし別のご予定が入っても気にしないでください。ドタキャンOKです。」
【かわいい】には、感情がのっていて、誘った側も嬉しい気持ちになります。そして「ドタキャンでもOKです。」というのは、誘った側のことを優先してくれているという気持ちが伝わり、逆に「ドタキャンなんかしないよ!大事にしよう」と思うものです。
2.議論の際に異なった意見を言うとき
「〇〇という考えのもと、こういう企画をしたいと思います。」
【普通】
「その考えについては、こういう考えにもなるから、その点についてもう少し議論を深める必要があるのではないかと思います。」
【かわいい】
「ありがとうございました。〇〇という考えは、勉強になりました。でもこういう考えもあるのではないかと思ったのですが、どう思われますか。より良いものにするために、まだ議論を深める余地がある議題かと思っています。」
どんな企画や案にせよ、時間をかけて考えてきた人に対して敬い、一旦、受け止めることが大事です。その上で自分の意見を言うことで、相手も嫌な気持ちになることなく、円滑に議論が進んでいくでしょう。
3.誤解を招いてしまったとき
【普通】
「聞いてください!違うんです!そういう意味ではなくて・・・・」と誤解を解こうとする。
【かわいい】
「〇〇先輩に、そう思わせてしまったっことが申し訳ないです。いや、全て自分が悪いです。本当に申し訳ありません。〇〇先輩に本当に申し訳ないです」
【普通】のように、誤解を解こうとすればするほど、印象がドンドン悪くなります。誤解を解くことは難しいことです。なので、【かわいい】のように、そう思わせてしまった自分が悪いと潔く認め、先輩にそう思わせてしまったことに対しての謝罪を示すことで、誤解を解いていることにつながっているのです。
4.新しい出会いがあったとき
返報性の原理をご存知でしょうか。返報性の原理とは、人から好意を向けられ親切にしてもらった時に、人間が自然に「お返しをしたい」と思う心理のことです。自分が好意を抱くと、相手も好意を抱いやすいということです。
【普通】
「〇〇さんのこと、少しわかりました。」
【かわいい】
「〇〇さんって最高ですね!」「〇〇さんは面白い人ですね!」
「〇〇さんともっと早く出会いたかったです!」
このように相手に対して、わかりやすいくらいの反応を言葉ですることで、「好感触だった」と思います。すると返報性の原理で、きっといい人間関係が築けます。返報性の原理は、悪いことでも同じことが起きるので、気をつけましょう。
5.協力をお願いしたいとき
【普通】
「〇〇さん、この仕事を協力してほしいです。」
【かわいい】
「〇〇さんの力をお借りしたいです。」
【かわいい】の「力をお借りしたい」というのは、「あなたの力が必要です」という気持ちが表れていて、主導権が自分にあり、自分の力が仕事に影響してくるという「やりがい」に結びつきます。
6.誘いを断るとき
【普通】
「すみません。別の飲み会に誘われていて、そちらは昔からの付き合いのある恩人の祖祭で、どうしても断れそうになく、申し訳ありません」
【かわいい】
「うわー!お誘いいただき、嬉しいです。いきたいです。でもその日は無理なんです。誘っていただいてありがとうございます。でも残念です。」
【普通】のように理由を説明するのは逆効果です。別の飲み会の方が価値が高いというのを強調するだけになります。大事なのは、行けなくて残念だ。という気持ちを一生懸命に伝えることです。
7.苦手なことに誘われたとき
「〇〇くん、今度、ゴルフでも行かないか」
【普通】
「すみません。ほとんどやったことがないので遠慮しておきます。」
【かわいい】
「あまり得意ではないですし、足手まとい人もまるかもしれませんが、是非やってみたいです。よろしくお願いします!」
苦手なことを伝え、「挑戦しよう」する気持ちが、いい人間関係を築き、大事なことです。やっていなかっただけで、いざやってみると新しい自分に気付けたりするかもしれません。
8.「今日のプレゼンどうだった?」と聞かれたとき
【普通】
「この内容の、この部分が良かったです。」
【かわいい】
「すごくわかりやすくて、自分は好きでした!」
上司や先輩に対して、プレゼンの具体的な部分の是非を話すと「上から目線」「そこじゃないな」と捉えられてしまう危険性もあります。【かわいい】の好きかどうかについては正解はありませんので、「好きだ」ということを強調するといいでしょう。
以上、8つの場面での「かわいい言い方」をご紹介しました。
いい人間関係を築く1つのコツですので、ぜひ使ってみてください。
ありがとうございました。
iamsum