今週のお題【最近あった3つのいいこと】
最近あった3つのいいことを綴らせてもらいます。
些細なことではありますが、電車にまつわる3つのいいことが起きたのでご紹介します。みなさんも経験したことがあるかもしれません。
❶ Suicaにまつわる話
今ではほとんどの人が、モバイルSuicaやPASMOを使い、物理的なカードを持つ人が少なくなったと思います。スマホ1つでチャージできて、いつからかこの区間は、いくらだったかと調べて切符を買うことすらなくなってしまった。お金が減ってきたと思えばチャージしての繰り返しを当たり前のように行なっている。
そんなとき、この区間はチャージせずに乗り切れるかというときがありました。チャージすればいいと思うところだが、なぜかいけると信じ込み改札へ。
ピッと音がなり、残高をみると、なんと0円。ジャストで改札を通過でき、こんな気持ちいい瞬間はありません。
真顔で一人、謎に、爽快感を感じました。
とはいえ、すぐにチャージするハメになるのですが。。
❷ 遅延にまつわるいい話
電車は遅延がつきもの。最近は人身事故も少なくありません。
今年の日本は猛暑に襲われ、待ち時間でも汗が出てくるほど。電車の中は涼しいので待つ時間は最短にしたい。皆さんそんな気持ちではないでしょうか。
ある場所へ行く際に3回ほど乗り換えがある日でした。余裕を持って家からの最寄駅に行くと遅延している模様。大事な約束なので遅刻は許されない。ホームへ行くとなんとちょうど電車が到着。何時に来るかの表示はもはやついていないが、ジャストで車に乗れ、その後も乗り継ぎも、ほぼ待ち時間なくスイスイで、予定よりも20分早く目的地へ到着した。汗もほぼかかず、気持ちも余裕の中、仕事を迎えられました。いいことですね。
❸ 満員電車にまつわる話
そんな道中、最初の遅延が起きてたホームは人が多く、通勤時間も過ぎた頃だったがラッシュだった。耐えるしかない。いいタイミングで電車がきたんだからと思いながら、約3分ほどの隣の駅で、目の前の人が下車。奇跡的に座ることができました。いいことは重なるものなのかと、ちっさくガッツポーズをしました。
些細ないいこと、小さな幸せを大事にして、ポジティブに生きていこうと思うことができたそんな今週のテーマでした。
iamsum
今週のお題『好きだった給食メニュー』
真っ先に思い出したのは、ソフト麺だった。
ミートソースにからめて食べたのをよく覚えている。
そして、ソフト麺が出たときに、必ず現れるのは、ソフト麺の袋をパンっと音を立てて開封する男子!
誰が一番良い音を鳴らせるのかと言わんばかりに。
そしてソフト麺は、とっても固まっている。
今でもあのソフト麺のほぐし方の正解を知らない。だれか正解を知っていたら教えてほしい。
〈ほぐし方の例〉
・袋のまま手でほぐすも者。
・出してから箸でほぐす者。
・ソースに絡めながらほぐす者。
・諦めてソースにワンバウンドさせてかぶりつく者。
正解のない問いに小学生から向き合っていたのだと痛感する。笑
日本人の皆、当時はなにも感じなかった給食を恋しく感じるときがふと訪れるのはなぜだろうか。
今では給食を味わえるお店が登場してきたりもしている。
健康も考えられた給食こそ、大人がしっかりと摂っていくべきものなのかもしれない。
学校の先生は毎日給食を食べているので、もしかしたら健康比率は高いのかもしれませんね。
そんなことを考えた今週のお題でした。
iamsum
Oisix特別お題キャンペーン「好きだった給食メニュー」
予約困難(><)日本初上陸のステーキ店に行ってきた。
2022年2月。
4ヶ月先にしか予約がとれないお店を予約し、ようやく6月にそのお店を堪能できたので、ここの綴ります。
そのお店は東京・恵比寿にある
「Peter Luger Steak House Tokyo」 (ピーター・ルーガー・ステーキハウス)です。
2021年10月14日(木)に日本に初上陸したアメリカ発のステーキ店です。
恵比寿駅東口からガーデンプレイスの方へ。
お店までは、駅から10分。
カッコいい佇まいの一軒家が現れました。
丁寧なおもてなしで、スムーズに席まで案内されました。
すごいおしゃれな店内です。
親切な店員さんに、おすすめのメニューを聞きながら、楽しく決定しました。
まずは、サラダのオススメを選びました。
「スライストマト&オニオン、ルーガーソース」
シャキシャキと歯応えがあり、そしてオニオンが、絶妙に辛くない!
トマトとオニオンをステーキのように切り、ソースにつけて食べました。
美味です。
こんなに大きなトマトと、オニオンスライスを合わせて食べたのは初めてでした。
そして次に頼んだのが「クリームドスピナッチ」です。
他にもいっぱいメニューはありました。
ポテトと悩みましたが、こちらも1番人気ということで、初回なので評判に便乗しました。
これもまた美味!
単体でも美味しいですが、ステーキとも絶対に合うと思い、多少残してメインを待ちました。
そしてメインの登場です!
定番の「STEAK FOR TWO」を頼みました。
文句のつけようがないフォルム。
見ているだけで幸せな気持ちに包まれました。
お肉は、すごく柔くて、外は時間をかけて、少しカリッと・・。
肉汁をステーキにかけて食べる・・・美味!!
そして味変化で、ソースをつけて食べる・・・美味!!
ペロリ。
そして最後はデザートです。
すべてのデザートは、アメリカサイズということで、1人前で2人分の大きさということでした。
頼んだのは「チーズケーキ」
半分にしても、結構な量をいただけます。
そして、この生クリームが、また絶妙な甘さで、美味!
すごい優しい、甘ったれない生クリームで、どれだけでも食べられるほどでした。
感想としては、大満足です。
4ヶ月待つだけの価値がある、そんなお店でした。
ランチは穴場で、意外とすぐに予約が取れるみたいです!
まずはランチに行ってみるのもいいですね。
東京の美味しいお店を今後も紹介していきたいと思います。
ぜひ「Peter Luger Steak House Tokyo」 (ピーター・ルーガー・ステーキハウス)の予約をしてみてください。
きっとその日が待ち遠しくて楽しみになり「その日まで頑張ろう」と思えるきっかけの1つになるかもしれません。
食事は、人生を楽しく彩る大事な時間です。
iamsum(36)
目標のイイ立て方とダメな立て方 vol.1
みなさんは、毎日を生きていくなかで、
「なにかの目標に向かって、日々頑張っていませんか?」
そんな人が多いと思います。
仕事の目標でも、プライベートな目標でも、長期的な目標もあれば短期的な目標もあると思います。
でも、目標というのは、なかなか達成できずに、頓挫してしまうことが多いですよね。
仕事など、責任を背負わないことなら尚更です。
しかし、もしかすると目標を立てた段階で、すでに達成できない目標を設定している可能性が大いにあります!
あなたの立てた目標設定、それで大丈夫ですか?
やってはいけない目標設定とその改善点をご紹介します。
1 ありがちな:頭で考えることで、行動ではないもの
「心がける」「意識する」「考える」「検討する」など
2 何をするのか、あいまいでわからないもの
「徹底する」「管理する」「向上する」「育てる」「発展させる」など
3 人や状況によって、解釈が変わってくるもの
「努力する」「励む」「踏ん張る」「理解する」など
これらの言葉が使われている場合、具体的な行動が浮かばず、行動にうつせません。
確実に行動・実践されて、かつ続けられる行動内容でないといけません。
大事なことは「誰がやっても、同じ行動を行うことになる」
明確な言葉で表現されている必要があります。そして目標の中に、「数字」を入れることが大事になってきます。
それでは、例を見てみましょう。
以下のダメ目標は、どのように改善すればいいでしょうか。
ダメ目標「社員が居心地のいい環境づくりを意識する」
↓
イイ目標「毎週、社員に困っていることを聞いてアドバイスをする」
「意識する」は思考であって、行動ではないので、実際、何をすれば達成するのか、曖昧です。なので、結果は結び付きません。そのため、「具体的で目に見える行動」にすることが必要です。イイ目標は、「毎週」という数字が入っていて、「困っていることを聞く」という行動がイメージできますね。その先に、きっと居心地のいい環境ができるはず!
ダメ目標:「プログラミングスキルを向上させる」
↓
イイ目標:「毎日30分間、プログラムを書き、不具合のチェックテストをする」
「向上させる」と言っても、具体的に何をするのかが明確ではありません。
こういう目標の場合は、なにをすればいいかがわかっていない場合が多いので、達成にはほど遠くなってしまいます。なにをすればいいのか考えて、それに数字が入り、具体的に行動にうつせるものにしましょう。
ダメ目標:「社員全員が問題意識を持つように努力する」
↓
イイ目標:「出勤後、初めの30分間は社員全員で集合して、問題点を伝え、共有し、共通認識をさせるようにする」
自分ではなく、相手にどうこうさせる目標は、他人任せなところがあり、かつ同じ言葉でも、人によって思い浮かべる基準(問題意識の基準)はバラバラです。どのレベルで、どれだけの問題意識を持てばいいのかわかりません。そのため、ここでも具体的な基準を決めておくことが必要なのです。全く問題意識がないのであれば、まずはトップの人の問題意識の共有をさせるために、具体的な行動をとることが大事です。
このように、目標設定は、いざ行動をしようとしたときに、明確にイメージできることが重要であり、達成の第一歩です。
以下の3つをチェックしましょう!
・周りの人から見ても行動が実践されているかわかる目標設定
・誰がやっても、同じ行動になる目標設定。
・数字を入れることで、結果がわかりやすく、継続させることを意識した目標設定。
目標に、大きいも小さいもありません。
自分で立てた目標を、1つ1つ達成していく達成感を味わうことは人生の1つの幸せかもしれません。
皆さんの目標達成のために、少しでも役立てれば幸いです。
ありがとうございました。
iamsum(36)
リスキリング:学ぶ力を高める
皆さんこんにちは。今日は「学ぶ力」の重要性について考えていきたいと思います。ここ数年、ニュースで良く耳にする「リスキリング」という言葉をご存じでしょうか?
リスキリングとは?
「従業員が新しい職業に就いたり、今の職業で必要とされるスキルの大きな変化に適応するために必要な能力やスキルを、仕事を続けながら継続的にアップデートしていくこと」というのが一般的なリスキリングの定義ですが、よく似た言葉にリカレント教育やアップスキリング、そしてアウトスキリングという言葉もあります。
リスキリングに似た言葉
- リカレント教育:キャリアを一時中断して大学等の教育機関に入り直して学ぶ
- アップスキリング(Upskilling):今の職業に関連するスキルを高めること
- アウトスキリング(Outskilling):人員整理対象となる従業員に対して、解雇前にリスキリングの機会を提供し、成長産業への転職を支援すること
抽象的な言葉なので、少し具体例を用いながら説明したいと思います。リスキリングとは、例えばスーパーやコンビニ、またアパレルなどの店舗スタッフの人が、これまでの接客や棚卸などの店舗での業務ではなく、Eコマース(オンラインでの販売)に必要なウェブサイトの運営やマーケティングなどのスキルを身に着けて、リモートの顧客サービス担当者として業務を継続しながら再教育の機会を受けることです。
これは、業務を継続しながらというのが、キャリアを一時中断して学びの機会を得るリカレント教育とは異なる点です。一方、アップスキリングとは、先ほどの事例で説明すると、既にEコマースを展開しているお店のマネージャーが、さらにデジタルでのマーケティング力を強化するために、データ分析などより高度なスキルを身に着けてもらうことです。
最後に、アウトスキリングは解雇や転職がより一般的な欧米諸国で進んでいる動きで、従業員を解雇になる前に、次の仕事で必要なスキルや能力を身に着けてもらうための学びの機会を提供して仕事探しを視点するというものです。
なぜリスキリングが重要なのか?
では、なぜリスキリングが注目されているのでしょうか?その背景にあるのは自動化や機械化による人間が従事する仕事の内容の変化と、スキルのコモディティ化が加速しているという2つの理由が大きく考えられます。
1. 自動化や機械化による人間の仕事の変化
世界経済フォーラムが2020年に発表したデータによると、2025年までに、データサイエンティストのような機械やアルゴリズムとの協働が求められる新しい仕事が約9,700万創出される一方で、データ入力や事務作業のような単純作業である8,500万の仕事(例:会計士、監査役、カスタマーサービス)が機械などに代替されるという衝撃的な予測を出しています。
ここから読み取れるのは、無くなる仕事の数と新しく生まれる仕事の数を単純に比較した場合には、人間の仕事は機械やAIによって奪われるという分けではないということです。それよりも重要なのは、人間が持っているスキルと求められる仕事のミスマッチが起きているということで、IoTやビッグデータ、AIの活用で省力化が進む影響で仕事を失う人が増える一方で、仕事のデジタル化・自動化に対応できる高度な技術を持った人材は不足しているという現象です。つまり、いかに新しく生まれる仕事に求められるスキルを身に着けて世の中の動きについていけるかが大切であるということです。
また、2025年までに現在の労働者のコアスキルの40%が変化し、全世界の労働者の半数が、2025年までにリスキリング(Reskilling)を必要とするというデータもあります。みなさんは、4年後に自分のしている業務の内容が大きく変わっていることを想像できるでしょうか?4年前を振り返ると想像できないかもしれませんが、それだけ世の中の変化のスピードが速くなっていることを物語っています。
2. スキルのコモディティ化の加速
スキルのコモディティ化とは、これまではその人の武器になる価値の高いスキルと認識されていたものが、次第に他の人のスキルと大差がなくなってしまうことで、日本語では「一般化」と言われることも多いです。例を挙げると、これまでは英語を話せるだけで重宝されていた人も、英語教育の義務化や強化によって、誰でもある程度の英語が話せるようになり、差別化できなくなるというようなものです。さらに、大学院でMBAを取ることも海外では当たり前になっており、ハーバード大やMITのような超一流の大学のMBAを取得しない限りは、そうした学位も価値を持たなくなってきているということです。
そして、現代ではスキルがコモディティ化(一般化)するスピードが早くなってきているのです。組織論の専門家であるJohn Seely Brown氏は、「習得したスキルの半減期は5年である。つまり、10年前に習得したことの多くは陳腐化し、5年前に習得したことの半分は無意味になる。」と述べており、どれだけ次の時代にあった新しいスキルをいかに継続的に身に着けるかが重要になると指摘しています。
実際、未来学者のAlvin Tofflerも「21世紀において、無教養な人とは読み書きができない人のことではなく、学ぶこと(learning)、学習棄却(unlearning)、学び直し(relearning)ができない人のことを指すようになるあろう。」と述べており、これまで学んできたことに拘泥することなく、勇気をもってその学びを一旦忘れて学び直すことができるかが重要であると説明しています。
まとめ
今回はリスキリングの重要性について説明をしてきましたが、いかがだったでしょうか?これまでは、何を学ぶかといった学ぶ内容に重きが置かれていましたが、これからの時代はどう効率的に学ぶか、そしてどれだけ継続的に学びを続けられるかといった、学ぶ力や学ぶことへの好奇心が大切になってくると言えると思います。
こうした学ぶ力は短期間で身に着くものではないので、普段の生活から気になったことは積極的に調べて好奇心をもつようにしたり、現状をいかに維持するかではなく、どう変えていくかを考えるような習慣をもつことで、継続的に学ぶ力は身についてくるのではないかと思います。
つねなり
かわいい言い方
悩みの9割が人間関係と言われ
喜びの9割も人間関係と言われています。
と考えると、コミュニケーションをうまくとることが
いい人間関係を築き、人生を豊かにして
「楽しい」と感じられるのだと思います。
コミュニケーションをうまくとるためにコツとして
「かわいい言い方」が挙げられます。
ほぼ同じ内容を発言していても
「かわいい言い方」1つで
相手への伝わり方が大きく変わり
「かわいい部下や後輩」となり
いい人間関係が築けます。
今回は、「かわいい言い方」を8つご紹介します。
明日から使えるので、ぜひ使ってみてください!
今回は、【普通】と【かわいい】に分けて例文を記していきます。
1.予定や約束を交わすとき
【普通】
「お誘いいただき、ありがとうございます。当日はよろしくお願いします。」
【かわいい】
「〇〇さんに誘っていただいて嬉しいです!当日が楽しみです!ありがとうございます!もし別のご予定が入っても気にしないでください。ドタキャンOKです。」
【かわいい】には、感情がのっていて、誘った側も嬉しい気持ちになります。そして「ドタキャンでもOKです。」というのは、誘った側のことを優先してくれているという気持ちが伝わり、逆に「ドタキャンなんかしないよ!大事にしよう」と思うものです。
2.議論の際に異なった意見を言うとき
「〇〇という考えのもと、こういう企画をしたいと思います。」
【普通】
「その考えについては、こういう考えにもなるから、その点についてもう少し議論を深める必要があるのではないかと思います。」
【かわいい】
「ありがとうございました。〇〇という考えは、勉強になりました。でもこういう考えもあるのではないかと思ったのですが、どう思われますか。より良いものにするために、まだ議論を深める余地がある議題かと思っています。」
どんな企画や案にせよ、時間をかけて考えてきた人に対して敬い、一旦、受け止めることが大事です。その上で自分の意見を言うことで、相手も嫌な気持ちになることなく、円滑に議論が進んでいくでしょう。
3.誤解を招いてしまったとき
【普通】
「聞いてください!違うんです!そういう意味ではなくて・・・・」と誤解を解こうとする。
【かわいい】
「〇〇先輩に、そう思わせてしまったっことが申し訳ないです。いや、全て自分が悪いです。本当に申し訳ありません。〇〇先輩に本当に申し訳ないです」
【普通】のように、誤解を解こうとすればするほど、印象がドンドン悪くなります。誤解を解くことは難しいことです。なので、【かわいい】のように、そう思わせてしまった自分が悪いと潔く認め、先輩にそう思わせてしまったことに対しての謝罪を示すことで、誤解を解いていることにつながっているのです。
4.新しい出会いがあったとき
返報性の原理をご存知でしょうか。返報性の原理とは、人から好意を向けられ親切にしてもらった時に、人間が自然に「お返しをしたい」と思う心理のことです。自分が好意を抱くと、相手も好意を抱いやすいということです。
【普通】
「〇〇さんのこと、少しわかりました。」
【かわいい】
「〇〇さんって最高ですね!」「〇〇さんは面白い人ですね!」
「〇〇さんともっと早く出会いたかったです!」
このように相手に対して、わかりやすいくらいの反応を言葉ですることで、「好感触だった」と思います。すると返報性の原理で、きっといい人間関係が築けます。返報性の原理は、悪いことでも同じことが起きるので、気をつけましょう。
5.協力をお願いしたいとき
【普通】
「〇〇さん、この仕事を協力してほしいです。」
【かわいい】
「〇〇さんの力をお借りしたいです。」
【かわいい】の「力をお借りしたい」というのは、「あなたの力が必要です」という気持ちが表れていて、主導権が自分にあり、自分の力が仕事に影響してくるという「やりがい」に結びつきます。
6.誘いを断るとき
【普通】
「すみません。別の飲み会に誘われていて、そちらは昔からの付き合いのある恩人の祖祭で、どうしても断れそうになく、申し訳ありません」
【かわいい】
「うわー!お誘いいただき、嬉しいです。いきたいです。でもその日は無理なんです。誘っていただいてありがとうございます。でも残念です。」
【普通】のように理由を説明するのは逆効果です。別の飲み会の方が価値が高いというのを強調するだけになります。大事なのは、行けなくて残念だ。という気持ちを一生懸命に伝えることです。
7.苦手なことに誘われたとき
「〇〇くん、今度、ゴルフでも行かないか」
【普通】
「すみません。ほとんどやったことがないので遠慮しておきます。」
【かわいい】
「あまり得意ではないですし、足手まとい人もまるかもしれませんが、是非やってみたいです。よろしくお願いします!」
苦手なことを伝え、「挑戦しよう」する気持ちが、いい人間関係を築き、大事なことです。やっていなかっただけで、いざやってみると新しい自分に気付けたりするかもしれません。
8.「今日のプレゼンどうだった?」と聞かれたとき
【普通】
「この内容の、この部分が良かったです。」
【かわいい】
「すごくわかりやすくて、自分は好きでした!」
上司や先輩に対して、プレゼンの具体的な部分の是非を話すと「上から目線」「そこじゃないな」と捉えられてしまう危険性もあります。【かわいい】の好きかどうかについては正解はありませんので、「好きだ」ということを強調するといいでしょう。
以上、8つの場面での「かわいい言い方」をご紹介しました。
いい人間関係を築く1つのコツですので、ぜひ使ってみてください。
ありがとうございました。
iamsum
SF映画から読み解く未来
皆さんこんにちは。今日は「SF映画と未来予測」というテーマで考察していきたいと思います。私の趣味の1つに映画鑑賞があるのですが、その中で特に興味があるのはSF映画です。なぜなら、SF映画は未来を予測するという点でビジネスに大きく役立つからです。
実際、米国にはScience Fictionというナラティブを活かしてコンサルティングを行うSciFuturesというコンサルティング会社があります。この会社は、何人ものSF作家と協力して、エクスポネンシャル(指数関数的)なテクノロジーや社会の進化を描いて、企業が今後の戦略をどのように描くべきかを支援しています。
今の時代はVUDAと呼ばれることが多く、先行きが不透明で将来の予測が困難な状態ですが、何事にも目指すべき方向性が必要ですし、想定し得る複数のシナリオをもって行動する企業とそうでない企業では大きく行動が異なってきます。そして、未来は今の時代の延長線上にあるというライナー(直線的)な思考をしていては、いざ大きなイノベーションが起きたときに対応できなくなります。
そこで参考にすべきものの1つにSF映画が挙げられるのです。今回は未来を予測したと言われる有名なSF映画をいくつか紹介していきながら、エクスポネンシャルな思考とは何かを紐解いていきたいと思います。
1. 2001年宇宙の旅(1968年)
スタンリー・キューブリック監督によるこの作品はSF映画における金字塔として現在でも評価され続けている不朽の名作です。簡単なあらすじとしては、「400万年前に猿人がヒトへと劇的な進化を遂げた原因と言われる謎の黒石板モノリスの謎を追求するために、2001年に人間が初の有人木星探査へと旅立つ。しかし、その宇宙船を制御するAI(人工知能)である「HAL 9000」が突如反乱を起こし、死闘の末に生き残ったボーマン船長はモノリスに遭遇して人間の知識を超越した領域へと到達する。」というものです。
ここで注目すべきは、今から60年以上前にも関わらず、キューブリック監督は人工知能の存在を予言し、さらに「人間が使用者で、機械・道具は使われるもの」という主従関係が変化して、AIを含むテクノロジーが使われるもの以上の影響力をもち人間の存在を脅かす存在に発展しているという未来を予測しているということです。2001年は既に過ぎてしまったものの、テクノロジー世界には2045年問題があります。
これは、AIなどの技術が、自ら人間より賢い知能を生み出すことが可能になるシンギュラリティが2045年に起きるというアメリカのレイ・カーツワイル博士による予測です。このAIが人間にとって脅威になる世界がくるかもしれないというシナリオは、どのように人間がAIと付き合っていけばよいかを議論するAI倫理という学問の発展につながっています。
2. マイノリティ・レポート(2002年)
もう1つのSF映画は、スティーブン・スピルバーグ監督と俳優のトム・クルーズ氏がタッグを組んだ、2002年公開の「マイノリティ・リポート」です。この映画で描かれているのは、「予知能力者が予測した未来に基づいて刑事が事件が起きる前に犯罪者を逮捕する」という監視・治安制度ができあがった世界です。
この世界が実際に起きようとしているのではないかと話題になったのが、2021年に米国の国防省が開発することを発表した「未来を予測するAI」で、このシステムはGIDE(Global Information Dominance Experiment)と呼ばれています。このGIDEは、軍事用センサーや商用のセンサーから入手したデータをもとに、AIや機械学習を利用して数日単位で未来を予測するというものです。アメリカでは銃乱射事件やテロなどの凶悪事件が多いため、米国の防総省は安全保障のためにこのシステムを使うことを検討しているのかもしれません。
3. 劇場版名探偵コナン ベイカー街の亡霊(2002年)
最後に紹介する映画はSF映画ではありませんが、興味深い未来予測をしています。主人公の江戸川コナンたちは、新型仮想体感ゲーム機「コクーン」に入り、現実で起こった事件と、バーチャルゲームの中で起こる事件がリンクする中で、人工頭脳である「ノアズ・アーク」に挑むというミステリーです。
この映画に登場する「コクーン」とは、繭のような乗り物で、この装置と人間の中枢神経が接続されることで、視覚、聴覚、味覚、触覚、嗅覚という五感がコンピューターに支配され、VRの中で自由に動き回れるというテクノロジーです。
人間の五感のデジタル化や五感のハッキングというのはここ数年で話題になっているテクノロジー領域です。例えば、テスラの創業者であるイーロン・マスク氏が立ち上げたNeuralinkは、BMI(Brain Machine Interface)という大脳皮質に微細な電極を埋め込んで、神経細胞の活動電位を直接読み出し、外部に情報として伝えるデバイスを開発しています。このBMIが開発されると、人間の脳とコンピューターがつながる世界が実現されるかもしれません。
まとめ
今回は3つの映画を紹介しましたが、他にも1979年公開のスタートレックや1982年公開のブレードランナーなど未来を予測したと言われるSF映画はたくさんあります。人間の想像力というのは大きな可能性を秘めており、一度描いた想像はいづれは具現化されて現実になるということを歴史は教えてくれています。皆さんもぜひ未来を予測するという観点で映画を楽しんでみてはどうでしょうか?
つねなり