ドラマから学ぶビジネスマインド
こんにちは!日本の連ドラをこよなく愛すiamsumです。
マイクール、ほとんどすべての第1話を視聴します。
そこから取捨選択がはじまりますが、深夜ドラマも含めると1クール10本以上を視聴しています。ドラマから、学ぶことはいっぱいあります。
今回は、「真犯人フラグ」というドラマから、学べるビジネスマインドをご紹介します!
ドラマの犯人が誰なのか、そういう考察でもなければ、ドラマの感想でもありませんのでご容赦ください。
私が注目したいのは登場するクセの強い刑事の言動から学べるマインドがあります。その刑事は、誰かに質問をするとき、絶対にわかりやすく二択で迫ります。
「犯人が逃げたの、見た?見てない?どっち?」
ドラマの途中から彼は「二択刑事(デカ)」と呼ばれるようになっていきます。
このわかりやすく二択で問う行為。刑事であれば、犯人を追うために一刻の猶予もありません。最短で的を得た情報が欲しいので、こういう問い方をしていると思います。
ビジネスでは、最短で的を得た情報がほしいのは、各仕事の責任者や上司ですね。
ドラマでも、二択で聞かれたとき、スッと答えられない人ばかり。ここに日本人が、二択をどちらか選び、スッと答えられないという特性が出ていました。
こういう二択が答えられないシーン、仕事でもよく見たことあるなと思い、この二択の答え方に、大事なビジネスマインドが隠されていると感じました。
こんなシーンを見たことはないでしょうか。
上司「あの仕事って終わってる?」
※二択刑事なら、終わった?終わってない?どっち?とわかりやすく聞いてくれますが、そんな上司、普通はいない。
部下「(二択で答えず)ごにょごにょごにょ。」と話し出す。
上司「ん??それで終わったの?終わってないってこと?」
※上司は少し苛立ち、二択でわかりやすく問う(二択刑事登場!)
部下「いえ、終わってないわけではないんですが、全部はできてなくて、、ごにょごにょごにょ。」
※上司の時間をとり、くどくどと話を続けてしまい、上司の苛立ちは増す」
上司「んーどういうこと?会話ができない!!どっち?!」
※まず知りたいのは終わったかどうか。曖昧な返答にMAXに腹を立てさせてしまう。
なぜ、YesかNo で答えればいい二択を、人はうやむやな答え方をしてしまうのでしょうか。
それは簡単な話で、
終わってない(No)と言うことで、叱られたくないから
ですね。だから言い訳からはじまってしまうんです。みんな叱られたくないですもんね。特に日本人は自己防衛が強いのかもしれません。
もちろん部下の立場からいえば、上司に言い訳や事情があるかもしれません。しかし、それを話し出したところで「質問の回答になってない」と叱られるだけです。そうなってしまうと、上司のイライラは増すばかり。上司に怒られたくないから「終わってない」ことを隠そうとして、うやむやな返答をして叱られる。というのは本末転倒感がありますよね。上司への印象も悪くなり、いいことが1つもありません。
さぁこんな状況になったとき、どう打開するのか。簡単なことです。
終わっていないのならば、潔く「終わってません!」と言う勇気をもちましょう!そして、YesかNoを最初にはっきりと答えましょう!やっぱり人間、素直さが大事です。
素直さは才能です。そうすることで可愛げのある部下になれて上司との良い人間関係を築けます。
YesかNoで答えた後に、上司の時間が許すのであれば、進捗状況を報告して、期日までに終わるプランを話しましょう。もしも言い訳を聞いてくれない上司がいるとすれば、結果を残すしかありません。グッと堪え、むしろ結果さえ残せば「自由」という発想を持ちましょう!
そもそも、上司から進捗を聞かれた段階で、「報連相」が普段から少ないかもしれませんね。コミュニケーション不足かもしれません。二択でうやむやな回答をした経験のある人は、ぜひその点にも気をつけてみましょう。
人生は選択の連続です。
人は、1日に60,000回の選択をしていると言われています。
今まで、いろんなことを選択して生きてきたと思います。仕事をする上で、どうしたらいいかグルグル頭を巡らせて悩んだことも多いと思います。そんなときこそ、自分に二択で迫り、二択思考で、スッと決断していきましょう!
そうすることで、そもそもの仕事のスピードも上がり、上司から頼まれた仕事について問われたときも「終わってます!(Yes)」と気持ちよく答えることができるかもしれませんね。
今思うと、企業の社長の決断スピードは、ものすごい早いですよね。
二択思考のメリットをご紹介
- 決断が早くなる(決断を早くして損をすることはほとんどない。悩んでる暇はない!)
- 自己分析が出来るようになる(二択できると言うことは自分の考えをよく知っているということ)
- 本質的な選定眼が持てるようになる
- 勘がどんどん良くなる
- 驚くほどエネルギッシュになる(決断すれば心は晴れる)
- 能動的に選択をすることで、物事が前へ進む(ずっと悩んでいるだけでは前には進まない)
- 二択することで「気づく」ことがある(良くも悪くもどっちつかずな選択より学びがある)
- 自分の好みを知っているからこそ下せる一瞬の決断ができる(いざというとき、一瞬で自分の理念のもと判断できる)
ドラマ1つから、こんなことを考え、勝手に学びを得ています。ドラマから学べることや考えさせられることはいっぱいあります。
では、また!ありがとうございました。
iamsum