働きアリの流儀

日本、タイ、米国の企業で働く3人組が日々の気づきを綴っています

タイの姿を記録として残す。

初めに

 

2020年12月、近代稀に見るパンデミックの最中、タイに住みたい、と言う思いに駆られ早四年、ついにタイに来ることが出来た。2年ぶりに訪れたバンコクは、更に中心街の拡大が進み、高層ビルや商業施設が至るところに立ち並ぶまさに世界都市ランキング35位にふさわしい街になっていた。

私は1人のタイ語スピーカーとして、そして、タイ人の人間性やタイという国のもつエネルギーに魅せられたものとして、この国で見たこと、聞いたこと、或いはもっと単純に楽しい、綺麗だ、と感じた風景等をここに備忘録として残したい。

一年目に生活の居として選んだのはチャオプラヤ川のほとり、超都心から3キロほど離れたエリア。そこは拡張されてくる都心と懐かしいタイの光景が入り混じる独特の雰囲気を持っていた。ガラス張りの高層ビルと200mを空けずに野犬や生鮮食品やストリートフードを販売する市場が混在する不思議な違和感は、なんともクセになるもので、よく散歩に出かけてあたりを見て回った。

土日には、友人とバンコク都内やその近郊の小さなお寺や小さな屋台から所謂、ガイドブックに載っているショッピングモールやマーケットなどを巡った。

タイ国内もコロナによる移動規制等あるため都外へ出かけることは少なかったが、それでも郊外の複数の県を観光することができた。車をバンコクから1時間も走らせれば、そこに広がるのは見慣れた都心とは異なる広大な水田や、道路沿いに並ぶ屋台、水牛やニワトリが散歩をする小道や水路である。

バンコクで起こる超都心の拡張とせめぎ合う古き良きタイの構想は郊外でも起こりつつあるが、これが本格化するのは、まだ先のことであろう。

年は2022年に改まり私はタイ生活二年目。

一年目に撮った写真は5,000枚超。今まで撮った写真と、これから撮ってく写真をこの日記に残し、ここに2020年末から未来までのタイの姿を記録として残す。

 

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