働きアリの流儀

日本、タイ、米国の企業で働く3人組が日々の気づきを綴っています

いい人間関係を築くコツ

社会人にとっては職場での人間関係。

学生にとってはクラスやサークルでの人間関係。

いろんなコミュニティで生き、人間関係の悩みが、1番難しく、複雑なのではないでしょうか。日々、上司や部下、先輩や後輩に頭を悩ましている人も多いと思います。

あるアンケートによると80%以上の人が、一度は人間関係で悩んでいます。

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悩みの種類は多岐に渡りますが、悩みの終着点は「人間関係」

今回はそんな「人間関係」を温和に保つコツをお話したいと思います。

この記事を通して、人間関係の悩みが少しでも軽減して、心が軽くなってくれたら嬉しいです

 

 

いい人間関係を築くためのキーワードは

「優しさ」と「想像力」です。

 

 

人間関係が良くない場合、どうしても相手に非があると思ってしまいがちです。

「上司の、ここが気に食わない!」

「後輩の、ここを直してほしい!」

 

1つ理解しておいてほしいことは、相手を変えるのは、ものすごく難しいこと。・

それに挑戦するくらいなら、自分の考え方や行動を変えたほうが、楽です!

相手に何かを求めるのはやめて、自分に求めましょう!

 

では、良好な人間関係を築くためには、どんな自分になったらいいのでしょうか。

一言で言うならば、周りから「一緒に仕事をしたい」と思ってもらえる人になることです。これが、いい人間関係を築くコツです。

 

もしも、今、あなたが人間関係で苦しんでいるとすれば、その相手とはできるだけ一緒に仕事をしたくないですよね。

逆に、「この人と仕事はしたい。」「この人だと仕事がしやすい!」って思う上司や部下が1人はいると思います。

自分が、そうなればいいんです。

 

では、一緒に仕事をしたい人とは、どんな人なのでしょうか。

逆算して考えてみると・・・

 

「一緒に仕事をしたい人」 → 「一緒にいて気持ちが良い人」 → 「相手のことを想いやれる人」 → 「優しい人」になってきます。

 

結論、『優しい人』をやればいいわけです。

持ち合わせておかなくちゃいけない能力は、他者目線の『優しさ』です。

相手の気持ちはもちろん、相手の立場、環境、状況を把握し、『想像』できるかです。
『想像』できれば、相手の欲するものが理解でき、痒いところに手が届く、そんな存在になることができます。それが『優しさ』です。

 

 

「優しさとは想像力」なんです。

それができれば、必ず、いい人間関係が築けます。

 

今、あなたが人間関係で苦しんでいる1人を想像してください。相手の立場になって、相手のことを想像してみてください。深く深く、相手のことを想像できれば、いつもより相手に優しく行動でき、いい人間関係になるかもしれません。

 

「優しさとは想像力」ちょっとしたそんなお話をご紹介します。

 

電車で大きな声で騒ぐ子どもがいました。お父さんは、そんな子どもに目もくれず、一切注意をしません。しびれを切らした大人の一人が強い口調でお父さんに注意しました。

「なぜ、大騒ぎしている子どもを注意しないのか!常識がない!お父さん失格だ!」と。

するとお父さんは

「すみません。ボーッとしていて全く気づきませんでした。今朝、妻が亡くなって、どうやって子どもたちにそのことを話そうか、それだけを考えていました。」と。

注意した人は、いたたまれない気持ちになりました。決して、注意した大人の行動は間違っていません。

でも、もっと「優しく」できたかもしれません。

優しく寄り添うこともできたかもしれません。

「なにかあったのでは?」と想像して、優しい言い方もできたかもしれません。

 

人には、それぞれの家庭があり、仕事があり、事情があります

 

そんな想像できる「優しい」人になりたいと思います。

 

仕事の技術なんて、あとからいくらでも身に付くので、大切なのは相手の気持ちや苦労を想像できる「優しさ」です。

明日には今日よりほんの少しでもいい人間関係になれるように、頭と心で生きていくことが大切です。仕事ができる人もまた、確実にここを押さえています。

少しでも、みなさんの心が軽くなれば嬉しいです。

ありがとうございました。

 

 

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